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フランクリン 人生を切り拓く知恵

「フランクリン 人生を切り拓く知恵」を読み終えた。

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結構前に購入していた本だが、一級建築士の試験があったため、あまり読めていなかった。

 

本書の著者はアメリカ建国の父と言われるベンジャミン・フランクリンだ。

フランクリンは職人から身を起こし、印刷業、新聞業などのビジネスで成功し、財産をつくりあげたビジネスマンでありながら、雷が電気であることを証明し、避雷針の発明をするなど科学者、発明家としても偉業を残している。 さらには政治家、外交官としても活躍しており、多岐に渡り成功した「万能の天才」である。

Time is money(=時は金なり)という格言を知らない人はいないと思うが、その格言をつくった人物でもある。

 

フランクリンの著作として、『自伝』や『富に至る道』などがあり、その他にもあまり知られていないさまざまな文章から「語録」として再編集したものが本書であり、各章は下記から構成されている。

Ⅰ  『富に至る道』― 金持ちになるための知恵

Ⅱ    幸福な人生のための知恵

Ⅲ   仕事術と人間関係の知恵

Ⅳ   自分を変える方法

Ⅴ    健康な人生を送るための知恵

Ⅵ   独学で自分をつくり上げる方法

Ⅶ  独立起業で成功するための知恵

Ⅷ 公益と私益を両立させる知恵

Ⅸ   科学的思考と合理思考

 

本書は、以前紹介した「超訳 自省録」と同じシリーズで、コンパクトな文庫本サイズなので、常に手元に置いておくも良し、持ち運びするも良し、人生のバイブルとなる一冊ではなかろうか。

 

本書の個人的評価は5つ星中…

⭐️⭐️⭐️ 星3つ!

 

《本書の情報》