ホリエモンの「2035 10年後のニッポン」を読んだ。
今年の6月に初版が発売されたばかりの比較的新しい本で、義父が買って読み終えたものを妻が貰い、それを読ませてもらった。
AI、経済、仕事、暮らし、産業、テクノロジーなどの分野について、タイトルでは10年後としているものの、要は近い将来どうなっているかについてホリエモンが考察した本となる。
《本書の構成》
Chapter1 AI シンギュラリティ到来
恐れるのか、それとも楽しむのか
Chapter2 お金・経済
史上空前の人口減、少子高齢化。あなたがいまやるべきことは?
Chapter3 仕事・暮らし
あらゆる局面でパラダイムシフトが起きる。本質を見抜け
Chapter4 産業
スケールするもの、縮小するもの。その明暗を読み解け
Chapter5 テクノロジー
すべての常識が覆される。未来は希望と興奮に満ちている。
ちょっと考えれば辿り着く内容もあるが、なるほどね、と思う部分もあった。
少子高齢化や日本の閉鎖的な社会構造から、私などは漠然と日本の未来は暗いとしか思っていなかったが、産業やテクノロジーの分野で確かに廃れていく部分があるが、逆に伸びしろがある部分もあるとのことで、悲観し過ぎなくても良いことが分かった。
もちろんその伸びしろがある部分を本当に伸ばせていけるかは、これからの日本人次第ではあるだろうが…
日本の未来と言っても話が大き過ぎるが、リモートワークや、オンライン/オフラインコミュニケーションに関することなど、自分の身の回りに直接関係しそうな部分も書いてあったので参考にしたい。
本書の個人的評価は5つ星中…
⭐️⭐️⭐️⭐️ 星4つ!
《本書の情報》
- タイトル:2035 10年後のニッポン
- 著者:堀江 貴文
- 初版:2023年7月3日
- 出版社:徳間書店